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TOPICS
TOPICS 5
2012.08.01
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PATEK PHILIPPE Ref.3417のマグネットシールド
VintagePATEK PHILIPPEファンにはよく知られていますが、Ref.3417Antimagneticでは他の時計と異なり、特殊な軟鉄製のインナーケーシングによって、その耐磁性を担保しています。Ref.3417は1958年頃ローンチされており、ムーブメントは当初Cal.12-400が使用されていました。その後、1960年頃からCal.27-400AMが登場すると、リプレイスされたと考えられています。 (続きを読む)
TOPICS 4
2012.07.29
1940's~1960'sに見られるUSインポートスタンプ
今回のTopicsは、ムーブメントに刻印されたある記号につて書いてみたいと思います。ケースを開けてご自分でムーブメント見るコレクターの方はそう多くないと思いますが、ネットには画像が沢山落ちていますし、非常に綺麗な画像を撮影されるプロの方やセミプロの方も多くいらっしゃいます。 Vintage PATEK PHILIPPEの歴史の中でも充実した時期であったであろう1940年代から1960年代の時計のムーブメントにはある刻印(スタンプ)が刻まれていることをご存じでしょうか?(続きを読む)
TOPICS 3
2012.02.23
PATEK PHILIPPE Ref.3970の分類に関する仮説
今回は、Vintageとモダンの狭間に位置し、大変人気のあるグランドコンプリケーションであるRef.3970について掘り下げてみます。 Ref.3970はケース径が36mmで非常にバランスの良いディメンションを持ち、そのムーブメントはレマニアエボーシュを徹底的にリファインしたマニュアルワインディングのCal.CH27-70Qを採用しています。 振動数が18,000/hであることも多くのVintageに通じる所見だと考えられています。(続きを読む)
TOPICS 2
2011.01.20
保証書の製造年記号の解読方法
PATEK PHILIPPEのCertificate of Origin(メーカー保証書)には 4文字のアルファベットが記載されていることがある。これはメーカーサイドの使用する製造年コードとなっており、以下の対応表を用いることで解読することがでる。 例えばこの保証書に記載された記号は"PTPE"となっているので、上記の表を用いて数字に変換すると、"0203"となり、2003年2月に製造されたことが分かるようなっている。 右上に購入日として、2003年12月13日と記載が見えるので、この時計は製造されたから約10ヶ月後に販売されたことが分かる。(続きを読む)
TOPICS 1
2011.01.20
Ref.2526のベゼルについての考察
日本のコレクターの間で特に評価の高いRef.2526というリファレンス、「トロピカル」というペットネームが有名になっている。 1953年に製造が開始された当初は、3ピース構造のケースを採用していた。その後すぐに2ピース構造のケースに改められ、1960年頃まで製造されたようだ。 さらに実質的に後継モデルであるRef.3428も含め、以下の4つの世代に分類されている。(続きを読む)
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