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保証書の製造年記号の解読方法

PATEK PHILIPPEのCertificate of Origin(メーカー保証書)には4文字のアルファベットが記載されていることがある。これはメーカーサイドの使用する製造年コードとなっており、以下の対応表を用いることで解読することができる。

例えばこの保証書に記載された記号は”PTPE”となっているので、上記の表を用いて数字に変換すると、”0203″となり、2003年2月に製造されたことが分かるようになっている。 右上に購入日として、2003年12月13日と記載が見えるので、この時計は製造されたから約10ヶ月後に販売されたことが分かる。 この保証書には、”PRSO”と記載があるので解読すると”0697″となり、1997年6月に製造されたことがわかる。

この保証書には、”PRSO”と記載があるので解読すると”0697″となり、1997年6月に製造されたことがわかる。 コレクターであれば、Extract from the Archivesと合わせ保証書に矛盾がないか調べたり、保証書のみでも製造された年月を知ることが出来る。 しかし、残念ながらこのコードは2008年の夏頃製造のモデルまで記載されていたようだが、その後は廃止されてしまったようだ。 VINTAGEのPATEK PHILIPPEのCertificate of Originはそう見られるものではないが、製造年を照合するのに便利な記号だと言えるだろう。